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2016年05月20日 [スタッフブログ, 口腔内衛生, 尾山台 歯科, 歯と健康のはなし]
砂糖と甘味料の真面目なハナシ
ちょっと真面目なお話し。
最近の健康志向。
年々、少しずつ変わってきたりもしてはいますが
“健康”が浸透していってるのは 素晴らしいことです☆
去年あたりからの傾向は 脂肪分は摂ろう! になってきてますね?
‥脂。あんなに 悪玉扱いされてきたのに!!
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健康ブームがブームで終わらず
ここ数年で普通に見かけるのが ゼロもの。
プリン体ゼロ
脂肪分ゼロ
砂糖ゼロ
お砂糖については ずっと昔から悪者扱い。
確かに 必要以上に摂ってしまうと、色んな病気の元凶になってしまいます。。。
もちろん! 歯にも。
「甘い麻薬」なんて悪名のつく特に上白糖(精製品)過剰はほんとにコワいです!
2003年の砂糖事情/ありがた屋
砂糖の害については多くの学者が、警鐘を鳴らしてきていて
日本では中井履軒が、『砂糖亡国論』を唱えていました。
砂糖亡国論-満州日報1931.9.2/神戸大学附属図書館
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で、学生時代に教わったのが“人工甘味料は適度に使えば便利もの”と
人の手を加えた甘味料について ほんの片隅だけ教わりました。
そんなコトもあって
微糖とかゼロとかフリーとかの表記があるものは、なんとなく気にしながら、食べていました。
けど気をつけてみてみると何気に買ってきたものにも ウッカリ書いてある!
あんまりピックアップされていないけれど ‥どうなのかしら、最近の甘味料事情。??
その昔の私が艶々だった頃(笑)の情報とは 大分、解釈も捉え方も見方も
きっと、進化してるハズ。。。
食の安全•安心にはウルサくなってきているし?
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気になるので調べてみましたので
私と同じくらい気になる方は 参考にしてみてください。
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森下零さんのブログ
2010年のブログ(2010-11)ですが、甘味料を詳しく解説してます。
なんとあの、私を科学から引き離したベンゼン環の図入りでです!!
彼の説明によると
「自然界にC炭素原子とCl塩素原子が、直接結合した化合物は(=有機塩素化合物)
ほとんど存在しない。」
先に発表(?)しますが↑こんな理由で
構成元素がC•O•Hだけの、
ソルビトール・キシリトール・ステビオサイドは
「心配ない」そうです。
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さぁ ココからです…
有機塩素化合物にはダイオキシン•トリハロメタン•DDT•PCB ←はてなブログリンクです
などがありますが、この仲間の化合物 なのがスクラロース。
有機塩素化合物=タンソC‐Clえんそです。
自然界にはほとんど無い 化合物です。
大事なので2回いいました。
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つぎ。
アミノ酸×2つを化学合成した
分解されるとメタノールが生成される アスパルテーム
※ メタノール(メチルアルコール)は生物的に禁忌(神経毒)
最も危険な甘味料
↑脅しにも近い?サイトですが
こちらでは ホルモンの過剰刺激など 身体の中で異常作用を説明してます。
アスパルテームとは…/らでぃしゅぼうや添加物大辞典
分解され発生するメタノール。小さじ1で失明、大さじ1で
生命の危機になるそうです。
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次はまとめて。
構造がよく似ている3つ。
「Sイオウを中心にOサンソが2つとNチッソがくっ付いた」形 で
窒素を含み植物塩基•アルカロイド (アルカリに似た化合物の意味)の一種。?
サッカリン
チクロ
アセスルファムk
※アルカロイド:多くが毒性や特殊な生理•薬理効果を持つ。
植物毒の大半はアルカロイドで
神経ホルモンそっくりであるため、神経線維の末端部に入り込んで
神経の作用を狂わせ、毒性を発揮する。
漢方的アルカロイド/ナオルコム
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さいごに。
人工甘味料は
血糖値は上げない代わりにインシュリンの分泌を促し、糖分への依存症を引き起こしてしまう物質。
との発表もあるそうです。
人工甘味料②/オーラルクリニック宮崎台
①もどうぞ
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ぁぁ甘味料。
甘い誘惑、ビターな精算
一句。 (笑)
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人工甘味料の記事たち/食品添加物の危険.コム
食品添加物と用途例/食品添加物協会
尾山台 岡本歯科クリニック たけした